感銘(読み)カンメイ

デジタル大辞泉 「感銘」の意味・読み・例文・類語

かん‐めい【感銘/肝銘】

[名](スル)忘れられないほど深く感じること。心に深く刻みつけて忘れないこと。「深い―を受ける」「お話にいたく―しました」
[類語]感慨深い感慨無量感無量感動感激感慨胸きゅん琴線に触れる印象的印象深い心に染みる心に残る心を打つ心を動かす胸がつまる胸が一杯になる胸が熱くなる胸を打つ胸に迫る熱いものが込み上げる目頭が熱くなる揺さぶる揺り動かす泣ける感泣感涙熱涙ほろり印象感ずる感じ心象直感感触心証イメージインプレッション第一印象

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精選版 日本国語大辞典 「感銘」の意味・読み・例文・類語

かん‐めい【感銘・肝銘】

  1. 〘 名詞 〙 しっかりと心にきざみこんで忘れないこと。また、忘れられないほど、深く感動すること。〔新令字解(1868)〕
    1. [初出の実例]「美術教育の方を講ずるもの宜く之を肝銘すべし」(出典:美術真説(1882)〈フェノロサ〉)
    2. [その他の文献]〔沈括‐賀諫院舎人啓〕

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普及版 字通 「感銘」の読み・字形・画数・意味

【感銘】かんめい

心に感じて忘れない。宋・陳師道〔陳先輩に答ふる書〕書問貽(おく)らる。感銘斯(ここ)に切なり。

字通「感」の項目を見る

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