現代外国人名録2016 「カルリプケンJr.」の解説
カル リプケン Jr.
Cal Ripken Jr.
- 職業・肩書
- 元大リーグ選手
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1960年8月24日
- 出生地
- メリーランド州ヘイバードグレース
- 本名
- Ripken,Calvin Edwin Jr.
- 受賞
- 新人王(アリーグ)〔1982年〕,MVP(アリーグ)〔1983年,1991年〕,ロベルト・クレメンテ賞〔1992年〕
- 経歴
- 父のカル・リプケンSr.はオリオールズの監督を務め、弟も大リーグ選手。1978年ドラフト2巡目指名でオリオールズに入団。’81年8月メジャー初昇格。’82年アリーグ新人王となり、同年から9年連続20本塁打以上を打ち、遊撃手としての大リーグ記録をつくる。’83年アリーグMVPを獲得し、ワールドシリーズも制覇。守備も抜群で、’90年遊撃手の連続無失策試合の大リーグ記録をつくった。’91年2度目のアリーグMVPに輝き、’92年当時史上最高の総額3250万ドルで5年契約を結ぶ。’95年9月2131試合連続出場(’82年5月30日〜)を果たし、ルー・ゲーリックの持つ大リーグ記録を56年ぶりに更新。’96年6月対ロイヤルズ戦で、日本の衣笠祥雄選手が持つ世界記録を抜く2216試合出場を果たす。’97年シーズンから三塁手に転向。’98年4月対アスレチックス戦で2500試合連続出場を達成。その後も記録を更新するが、同年9月ヤンキース戦の試合前に自ら欠場を申し入れ、連続出場記録は2632試合でストップした。’99年9月対デビルレイズ(現・レイズ)戦で大リーグ史上29人目となる通算400本塁打を記録。2000年4月通算3000本安打を達成。オリオールズ一筋でプレーし、2001年シーズン終了後、現役を引退。通算成績は、メジャー21年間で3001試合出場、1万1551打数3184安打、431本塁打、1695打点、打率.276。1983年からオールスター19年連続選出は大リーグ記録(’91年と2001年はオールスターMVP)。アリーグMVP2回(1983年,’91年)、ゴールドグラブ賞2回(’91年,’92年)。“鉄人”の異名でファンに愛された。2007年資格獲得1年目で大リーグ殿堂入り。同年国務省よりスポーツ特使に任命される。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報