かんじき

精選版 日本国語大辞典 「かんじき」の意味・読み・例文・類語

かん‐じき

  1. 〘 名詞 〙 日本海沿岸地方で、和船の中棚をいう。
    1. [初出の実例]「廿八日当浜材木場はせ上申候、丁・かん敷痛申に付作事致」(出典:年々留‐文政一一年(1828)二月二八日)

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百科事典マイペディア 「かんじき」の意味・わかりやすい解説

【かんじき】【かんじき】

泥土,氷,雪などの上を歩くときに着用する特殊な履物(はきもの)の総称深田などで使用する木製板状または枠(わく)状の板かんじき田下駄(たげた)),氷上で用いる鉄製スパイク状のかねかんじき(登山用アイゼンはこの一種),木や竹を曲げて輪にした雪上用の輪かんじき(輪かん,わっぱとも)などがある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「かんじき」の意味・わかりやすい解説

かんじき

橇とも書く。積雪に足を踏込んだり,滑らないように靴やわら靴の下に着用する特殊なはきもの。古名を「かじき」といい,木の枝を曲げてつくり,カズラなどで鼻緒を編み,ヤマウルシの肉づきの皮で巻き固めた。木の爪がついたものや鉄製のものもある。現在も登山用などに使われ,輪かんの名で呼ばれている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「かんじき」の意味・わかりやすい解説

かんじき

輪かんじき

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