カンゼチベット族自治州(読み)カンゼチベットぞく(その他表記)dkar mdzes; Garzê Zangzu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カンゼチベット族自治州」の意味・わかりやすい解説

カンゼ(甘孜)チベット(蔵)族〔自治州〕
カンゼチベットぞく
dkar mdzes; Garzê Zangzu

中国西南地方,スーチョワン (四川) 省西部,ホントワン (横断) 山脈中にある自治州。北はチンハイ (青海) 省,西はチベット (西蔵) 自治区に接する。行政中心地のあるタルツェムド県など 18県から成る。ターシュエシャン (大雪山) 山脈,シャールーリーシャン (沙魯里山) 山脈などの峻険な山地にあり,西縁をチャン (長) 江の上流チンシャー (金沙) 江,中央を支流のヤーロン江が,深い谷を刻んで南流し,山頂と谷底の比高は 2000~3000mに達する。山腹の草原で,ヤク,ウシ,ヤギ,ヒツジが放牧される。森林は針葉樹を主とし,薬草類が豊富。谷底ではハダカムギトウモロコシ,春コムギ,エンドウなどが栽培される。地下資源はロンザク県の雲母,タルツェムド県,リータン (理塘) 県の砂金が有名である。チベット自治区にいたるチョワンツァン (川蔵) 道路が通っている。住民は大部分がチベット族。人口 82万 8531 (1990) 。

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