普及版 字通 「カン・まもる・ふせぐ」の読み・字形・画数・意味
7画
(異体字)
11画
[字訓] まもる・ふせぐ
[説文解字]
[金文]
[字形] 会意
干+攴(ぼく)。〔説文〕三下にを正字とし、「止むるなり」と訓し、〔書、文侯之命〕「我を艱に(まも)る」の文を引く。今、扞に作る。干・扞・・は古今の字とみてよい。金文の〔大鼎〕に「王、厥(そ)の友(官)とを召し、入りてらしむ」とあり、を用いる。干は盾、それを執って守る意である。
[訓義]
1. まもる、ふせぐ、とめる。
2. すすむ、もとめる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 フス 〔字鏡集〕 フス・ススム・タテマツル
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報