カージマイン・モスク(読み)かーじまいんもすく(その他表記)Kadhimain Mosque

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カージマイン・モスク」の意味・わかりやすい解説

カージマイン・モスク
かーじまいんもすく
Kadhimain Mosque

イラクの首都バグダードの北部にあるイスラム寺院。イスラム教シーア派聖地になっている寺院で、異教徒は囲壁内へは入れない。金色の二つのドームと四つのミナレット(塔)をもつ。シーア派が聖者とあがめているイマーム、ムサ・エッ・カサムとムハンマド・エッ・ガワムの霊廟(れいびょう)であり、その奥に列柱廊に囲まれたモスクがある。現在の建物の大部分は1515年にできたが、19世紀に大幅な修築が行われた。

[紅山雪夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む