カースト制度

共同通信ニュース用語解説 「カースト制度」の解説

カースト制度

出自によって決められるインドの伝統的な身分制度上位からバラモン(僧侶)、クシャトリヤ(王族武士)、バイシャ(平民)、シュードラ(奴隷)の四つに大きく分類される。さらに職業などで細分化され、その下には「不可触民」と呼ばれる最下層身分のダリットがいる。職業を世襲し、他のカーストとの結婚や食事を共にすることを認めない。インドの憲法ではカーストによる差別を禁止しているが、今も社会に根強く残っている。(バンダ共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android