20世紀西洋人名事典 「カールアブラハム」の解説
カール アブラハム
Karl Abraham
1877 - 1925
ドイツの精神分析医。
ブレーメン生まれ。
チューリッヒ大学教授ブロイラーにユング等とともに師事し、1907年ベルリンでドイツで初の精神分析医となった。’10年にベルリン精神分析学会を設立し、発展に尽くす。研究はリビドー発達、性格形成などだが人類学や芸術にまで及ぶ。著書には「Selected papers on psychoalysis」(’27年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報