カールキュストナー(その他表記)Karl Friedrich Küstner

20世紀西洋人名事典 「カールキュストナー」の解説

カール キュストナー
Karl Friedrich Küstner


1856 - 1936
ドイツ天文学者
ボン天文台長。
ゲールリヒ生まれ。
ハンブルク天文台、ベルリン天文台を経て、1891年ボン天文台長兼教授となる。経緯儀による光行差を観測し、その定数に系統的変化があることを発見する。その後、これは、オイラーの予測した地球極運動による経緯変化であると1888年に結論した。1908と’16年に、二つの恒星表を出版する。また、恒星視線速度を観測し、それにより太陽視差を求めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android