20世紀西洋人名事典 「カールシューリヒト」の解説
カール シューリヒト
Carl Schuricht
1880.7.3 - 1967.1.7
ドイツの作曲家,指揮者。
ウィースバーデン市の第一指揮者。
ダンツィヒ生まれ。
オルガン製作者の家に生まれる。1901年よりベルリン大学で、フンパーディンクらに学ぶ。その後ライプツィヒでマックス・レーガーに師事。’09年よりフランクフルト・アム・マインのオラトリオ協会の指揮者を務める。’11年ヴィースバーデン市の第一指揮者、のち音楽総監督となる。’38年オランダ政府より勲章を受ける。現代音楽の定期的開催を実現させ、ドビュッシー、ラヴェルらの音楽の推進者となる。明快な造形性を重んじる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報