改訂新版 世界大百科事典 「カールス」の意味・わかりやすい解説
カールス
Carl Gustav Carus
生没年:1789-1869
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…まず,イギリスの聖霊主義運動に加わったW.ブレークは,霊視ないしは瞑想により得られた寓意図を描いてラファエル前派などの心霊的な画風に先鞭をつけた。同時にドイツ・ロマン派のO.ルンゲやC.G.カールスは大宇宙と個人との直接的交感をテーマとして壮大なビジョンを呈示した。音楽ではとくに《魔笛》においてフリーメーソンの秘儀を表現したといわれるモーツァルト,北欧神話の象徴性に霊感を得たW.R.ワーグナーなどが挙げられよう。…
…これに対して,近年,手相と知能や性格との相関を科学的に見直す試みがなされている。C.G.カールスの《手のさまざまな形の土台とその意味》(1848),《人間の体型の象徴》(1853)以来,バスキッドN.Vaschide,ウォルフC.Wolffら,またクレッチマーら精神医学者らの研究が知られている。手人相学【池沢 康郎】。…
※「カールス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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