20世紀西洋人名事典 「カールヴォルフスケール」の解説
カール ヴォルフスケール
Karl Wolfskehl
1869 - 1948
詩人。
ゲオルゲ派の機関誌である「芸術草紙」に執筆する。ミュンヒェンにある彼の家は、そのころゲオルゲ派の詩人たちが集まっていた。ゲオルゲの精神をもち、彼の詩作は神話的であり、根源的傾向をそなえており、古い文学の伝統維持に力をいれた。詩のほかにも、エッセイなどもある。彼はナチスに追われたため、イタリアへ亡命をした。その後、ニュージーランドで亡くなった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報