カール10世(その他表記)Karl Ⅹ Gustav

山川 世界史小辞典 改訂新版 「カール10世」の解説

カール10世(カールじゅっせい)
Karl Ⅹ Gustav

1622~60(在位1654~60)

女王クリスティーナのあとを継いだスウェーデン国王。短い治世の間にポーランド(1655~60年),デンマーク(57~58年,58~60年)と戦争を起こした。1660年オリヴァ条約によって,ポーランドにリヴォニアおよびスウェーデン王位請求権を全面放棄させた。また58年のロスキレ条約で,デンマークからスコーネなどの領土を獲得し,スウェーデンの領土は大幅に拡大した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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