カール・D.ブラッハー(その他表記)Karl Dietrich Bracher

20世紀西洋人名事典 「カール・D.ブラッハー」の解説

カール・D. ブラッハー
Karl Dietrich Bracher


1922 -
ドイツの政治学者,歴史家
ボン大学教授。
西ドイツ出身。
現代史を専門とする政治学者で、1959年よりボン大学教授を務める。’62〜68年「議会主義および政党史」の研究委員会議長を務め、全体主義論と精神史的手法を基調し、ナチズムに関する研究で知られる。「ヴァイマル共和制の崩壊」(’55年)、「ナチスの権力掌握」(’60年、共著)、「ドイツの独裁」(’69年)などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android