カール・J.P.グレーベ(その他表記)Karl James Peter Graebe

20世紀西洋人名事典 の解説

カール・J.P. グレーベ
Karl James Peter Graebe


1841.2.24 - 1927.1.19
ドイツの化学者。
元・ケーニヒスベルク大学教授,元・ジュネーブ大学教授。
フランクフルト生まれ。
ハイデルベルク大学卒業後、コルベに師事し、ブンゼンの助手を務めた。1865年にバイヤーの研究室に入り、1868年にアリザリンを還元してアントラキノンにかえ、亜鉛末蒸留法によって、アントラセンを得ることに成功した。このことを利用して、アリザリンをコールタールから工業的に製造する方法を開発した。これは、合成染料工業の中心がイギリスからドイツに移りドイツ染料王国を築く発端になる。1869年にはケーニヒスベルク大学などの教授となり、引退後はフランクフルトに戻る。名著「有機化学史」は彼が80才の時出版されたものである。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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