20世紀西洋人名事典 「カール・L.ジーゲル」の解説
カール・L. ジーゲル
Carl Ludwig Siegel
1896.12.31 - 1981.4.4
ドイツの数学者。
元・ゲッティンゲン大学教授。
ベルリン生まれ。
ベルリン大学、ゲッティンゲン大学で学び、フランクフルト大学教授を経て、1938年ゲッティンゲン大学教授となる。’40年渡米し、プリンストン高等研究所所員となる。戦後再びゲッティンゲン大学に戻り、51年同大学教授に就任、’59年に退官するが、退官後も’67年まで同大学で講義を続けた。ジーゲルの公式など整数論の広い範囲にわたり多くの業績を残し、また、ジーゲルの業績に対して多くの大学から名誉博士号が贈られ、’78年にはウルフ賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報