ガイタ(その他表記)Stanislas de Guaïta

改訂新版 世界大百科事典 「ガイタ」の意味・わかりやすい解説

ガイタ
Stanislas de Guaïta
生没年:1861-97

フランス詩人,オカルティスト。ロンバルディアに生まれ,アルトビルに死す。3冊の神秘的な詩集《渡り鳥》(1881),《黒い美神》(1883),《神秘の薔薇ばら)》(1885)を発表して,オカルティズムの研究と再建に貢献する。はじめE.レビ弟子であったが,のちに独立し,薔薇十字団革新のために尽くす。この方面著作には,《神秘の門出に》(1886),《サタン神殿》(1892)などがある。
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関連語 巌谷

世界大百科事典(旧版)内のガイタの言及

【スペイン音楽】より

…バイオリンやその祖形であるラベルrabelも地方により用いられるが一般的とはいえない。管楽器も,ガイタgaitaと呼ばれる縦笛,ドゥルサイナdulzainaと呼ばれる素朴なクラリネット,あるいはバッグパイプ(これもガイタと呼ぶことが多い)など,地方によっていろいろな種類が用いられる。打楽器はともに古い起源をもつタンバリン(パンデレータpandereta)とカスタネット(カスタニュエラスcastañuelasまたはパリーリョスpalillos)のほか,大小の太鼓類がある。…

※「ガイタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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