20世紀西洋人名事典 の解説
ガブリエル ガルシア・マルケス
Gabriel García Márquez
1928.8.16 -
コロンビアの小説家。
アラカタカ生まれ。
幼・少年時代を祖父母に育てられ、強い文学的影響を受けた。大学中退の後はジャーナリストとして、パリ、ローマに、1959年にキューバに滞在し、「落葉」(’55年)、「大佐に手紙は来ない」(’61年)、「ママ・グランデの葬儀」(’62年)などの小説を発表した。’67年に刊行された「百年の孤独」でラテンアメリカ現代小説の代表的存在となり、その後’75年には「族長の秋」を書き、’81年の「予告された殺人の記録」と共に超ベストセラーとなった。’82年にはノーベル文学賞を受賞した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報