デジタル大辞泉 「ガレットデロワ」の意味・読み・例文・類語 ガレット‐デ‐ロワ(〈フランス〉galette des Rois) 1月6日の公現節に食べる焼き菓子。多く、パイ生地にクリームを詰めたもので、中にフェーブ(陶製の人形)が入れてある。切り分けたパイの中にフェーブが入っていた人は、その日の主役として紙の王冠をかぶる風習がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「ガレットデロワ」の解説 ガレット・デ・ロワ【galette des Rois(フランス)】 フランスで1月6日の公現祭(東方の三博士がキリストの生誕を祝って訪問し、礼拝したといわれる、キリスト教の祭日)のときに食べる菓子で、地方によってさまざまなものがあるが、もっとも一般的なものとして、アーモンドクリームの入ったパイがある。フランスでは、年が明けるといっせいに菓子店やパン屋に並ぶ。中に陶製の小さな人形が入っており、パイを切り分けて食べたときにこの人形が入っていた人がその座の王様となって祝福を受けるというならわしがある。人形は「フェーブ(『そら豆』の意)」と呼ばれ、古くはそら豆が用いられた。◇「ガレット」はフランスの丸く焼いた菓子や料理をさす語。「ロワ」は「王」の意で、この場合は東方の三博士をさす。 出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報