デジタル大辞泉 「王様」の意味・読み・例文・類語 おう‐さま〔ワウ‐〕【王様】 1 王を尊敬、または敬愛していう語。2㋐同類の中で第一のもの、最高のもののたとえ。「ドリアンは果物の王様だ」㋑絶対的な権力・勢力をもつもののたとえ。「消費者は王様だ」[類語]王・国王・帝王・皇帝・キング・大王 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「王様」の意味・読み・例文・類語 おう‐さまワウ‥【王様】 〘 名詞 〙① 王を敬愛して呼ぶことば。[初出の実例]「王(ワウ)さま見て来んとて皆ゆきぬと答ふ」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉政界叢話)② 天皇を敬愛して呼ぶことば。[初出の実例]「跡の三月二日に隙をやるとの一札。王様の御綸旨より高直(かうじき)な物握った」(出典:浄瑠璃・傾城反魂香(1708頃)中)③ 同類のうちで最も高い地位を占めるもの。[初出の実例]「檜の王様(オーサマ)だから」(出典:尋常小学読本(明治三六年)(1903)六)④ 将棋の王将。[初出の実例]「其将棋盤を和郎(おまい)の前へ置いて王様を何処でも好い加減の処へ置いて」(出典:落語・二人癖(1896)〈三代目柳家小さん〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例