翻訳|Epiphany
キリスト教の祝日。東方教会では,キリストの受肉をはじめ,その生涯の輝かしいできごとを,旧約時代からの神の栄光の現れであると考えるようになった。そして,太陽を崇拝するミトラス教の最大の祝日である不滅の太陽の誕生日をキリスト教化し,1月6日にキリストの誕生とそれに続く公現などのできごとを祝った。西方では12月25日が太陽の誕生日とされていたので,キリストの誕生日も12月25日に祝うようになったが,東西諸教会の交流によって,4世紀には双方に主の降誕(12月25日)と主の公現(1月6日)が祝われるようになった。現在では日本をはじめ多くの国で,1月6日ではなく,1月2日以後の最初の日曜日に公現祭を祝う教会が多い。公現(顕現)とは元来キリストが公に人々に現れたことをいうが,公現祭の場合,とくに東方からの3人の博士(マギ)がエルサレムにキリストを拝みに来たできごと(三博士の参拝)が記念される。
執筆者:土屋 吉正
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…28日は汚れなき子どもの日で,子どもたちはモミの枝木で若い人妻や娘,家畜をたたき回り,繁殖と成長を祝する。正月は6日の三王の日Dreikönigtag(公現祭)が最初の祭日となる。この前夜でラウフネヒテの時期は終わり,新年が始まる。…
…ルネサンスには,遠方からの旅を強調した風景表現(デューラー,マンテーニャ)や,多くの従臣を伴った王,見物人としての群衆も加わるなど,構図が複雑化する(レオナルド・ダ・ビンチ)。なお教会暦では〈三博士の参拝〉の日を公現祭(1月6日)として祝うため,雪の積もった冬景色という季節感を画面に導入する画家もいる(ブリューゲル)。また,ゴッツォリやボッティチェリのように,博士や従臣たちにメディチ家の一族や歴史上ならびに同時代の著名人の肖像を描くなど,世俗化の傾向も見られた。…
※「公現祭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
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