ガレット(その他表記)Garrett, João Baptista da Silva Laitão de Almeida

デジタル大辞泉 「ガレット」の意味・読み・例文・類語

ガレット(〈フランス〉galette)

パイ生地甘味をおさえて焼いた丸い菓子。→ガレットデロワ
そば粉やとうもろこし粉で作ったクレープハムチーズ、卵などを添えて食べる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガレット」の意味・わかりやすい解説

ガレット
Garrett, João Baptista da Silva Laitão de Almeida

[生]1799.2.4. ポルト
[没]1854.12.9. リスボン
ポルトガル小説家,詩人劇作家,政治家。同国におけるロマン主義文学の創始者の一人。文学のあらゆる分野で才能を発揮,独創性に富む文体で,新しい世代の人々に最も多く読まれ,また愛されてもいる。政治家としてもすぐれ,その演説のいくつかは有名。主著叙事詩カモンイス』 Camões (1825) ,『ドナ・ブランカ』 Dona Branca (26) ,散文わが郷土の旅』 Viagens na Minha Terra (46) ,戯曲『あるジル・ビセンテの劇』 Um Auto de Gil Vicente (38) ,『修道士ルイース・デ・ソーザ』 Frei Luís de Sousa (43) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ガレット」の意味・わかりやすい解説

ガレット
がれっと
Almeida Garrett
(1799―1854)

ポルトガルの小説家、劇作家、詩人。立憲自由主義的立場からイギリスに二度亡命し、パリで物語詩『カモンイス』(1825)を出版。ポルトガルに初めてロマン主義を導入。近代国民劇の名作『修道士ルイース・ソーザ』(1844)のほか、小説『サンターナ門』、紀行文学『わが郷土の旅』、詩集落葉』など。

[濱口乃二雄]

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「ガレット」の解説

ガレット【galette(フランス)】

フランスの丸く焼いた菓子や料理。菓子ではビスケットのような小型のものも、切り分けて食べるパイのような大きなものもさす。料理では特に、ブルターニュ地方の郷土料理の、小麦粉ではなくそば粉を使用した甘くないクレープをさすことが多い。なかにチーズ・ハム・卵などを包んで食べる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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