ガント(英語表記)Gantt, Henry Laurence

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガント」の意味・わかりやすい解説

ガント
Gantt, Henry Laurence

[生]1861.5.18. メリーランド
[没]1919.11.23.
アメリカの機械技師,経営コンサルタント。ジョンズ・ホプキンズ大学卒業。高校の機械学教師を経て,ミドベール・スチールへ入社,技師長 F. W.テーラー助手から鋳造部長。のちに経営コンサルタントとしてベスレヘム・スチールにおいてもテーラーとの協力関係を維持し,"American Society of Mechanical Engineers"に管理論を発表,さらに第1次世界大戦中は軍需工場ですぐれた管理システムを実施した。また T. ベブレンの管理者論を支持して,彼の管理システムによるリーダーシップ論を展開し,新機械家運動を指導した。業績としてガント課業賞与制度とガント・チャート創案がある。主著"Work,Wages,and Profits" (1910) ,"Industrial Leadership" (16) ,"Organizing for Work" (19) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

普及版 字通 「ガント」の読み・字形・画数・意味

蠹】がんと

弊害。

字通」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android