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がん抑制遺伝子 がんよくせいいでんし tumor suppressor gene

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知恵蔵2015の解説

がん抑制遺伝子

正常細胞が正常であり続けるために必要で、その存在が結果としてがんの発生を抑えていると考えられる遺伝子がん抑制遺伝子の「抑制」がはずれるためには、父母からの1対の遺伝子の両方が働かなくなることが必要。がん遺伝子の活性化とがん抑制遺伝子の不活性化、転移に関係する遺伝子の発現など、多数の遺伝子が関与し、段階を経てがんが発生する(多段階発がん)と思われる。がん抑制遺伝子の1つであるp53遺伝子は、ほとんどのがんに高い頻度で異常が発見される。APCがん抑制遺伝子は、大腸ポリープ大腸がん胃がん、膵がんなどの発生に重要な役割を果たしている。これまでに分離されたがん抑制遺伝子は20種以上。

(黒木登志夫 岐阜大学学長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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