抑制遺伝子(読み)よくせいいでんし

百科事典マイペディア 「抑制遺伝子」の意味・わかりやすい解説

抑制遺伝子【よくせいいでんし】

サプレッサー遺伝子とも。突然変異遺伝子作用をおさえて,正常な表現型にする遺伝子機能サプレッサーと情報的サプレッサーに大別され,前者突然変異によって失われた機能を代行し,後者メッセンジャーRNAmRNA)上でのコドン翻訳に作用して突然変異遺伝子の発現を抑制する。情報的サプレッサーの本体多くの場合,転移RNAtRNA)の突然変異体である。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む