普及版 字通 「キ・あざむく・きめん」の読み・字形・画数・意味

10画
(異体字)
17画
[字訓] あざむく・きめん
[説文解字]

[字形] 形声
声符は其(き)。其は箕の初文で、方形の意がある。〔
子、非相〕に「仲尼の
、面は
の如し」とあり、
は方相氏の用いる面。雨乞いの土偶をも
という。欺と通用することがある。〔玉
〕に「
は行かざるなり」とみえる。[訓義]
1. あざむく。
2. 鬼やらいに方相氏が用いる面。
3. 土偶。
[語系]
・
・
khi
は同声。もと同字。
・欺・
khi
も同声で、声義に関係がある。
は
醜、方相の面貌に近い。欺・
はその外面を以て欺く意。[熟語]
醜▶・
頭▶[下接語]


出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

