普及版 字通 「キ・うかがう・みる」の読み・字形・画数・意味
19画
[字訓] うかがう・みる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は規(き)。「規規」におどろき見る意がある。〔説文〕十二上に「閃(うかが)ふなり」とあり、(穴)部七下「窺は小(すこ)しくるなり」とあるのと、声義が同じ。
[訓義]
1. うかがう、みる。
2. みせる、ためす。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 宇加々不(うかがふ)、、乃曾久(のぞく) 〔名義抄〕 ミル・ウカガフ・ヒラク・ノゾク
[語系]
・窺khiueは同声。〔文選、登徒子好色の賦、注〕に引く〔字林〕に「窺は頭を傾けて門をるなり」という。豈khii、覬kiiは声義近く、みない望む意がある。
[熟語]
観▶・鑒▶・覬▶・▶・伺▶・視▶・閃▶・度▶・盗▶・望▶・問▶・覦▶・▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報