デジタル大辞泉 「キャピラリー電気泳動」の意味・読み・例文・類語 キャピラリー‐でんきえいどう【キャピラリー電気泳動】 細い円筒状のキャピラリー(毛細管)を用いる電気泳動。ジュール熱による対流が生じないため、物質の正確な分離が可能となる。DNAやたんぱく質などの生体高分子の分析に広く利用される。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
化学辞典 第2版 「キャピラリー電気泳動」の解説 キャピラリー電気泳動キャピラリーデンキエイドウcapillary electrophoresis 電気泳動による分離では,熱対流による乱れが大敵であり,これを避けるために多孔性の隔壁と円筒状の毛管が使われる.前者がゲル電気泳動,後者がキャピラリー電気泳動である.微小ゲル充填型のキャピラリー電気泳動もあり,自動DNAシークエンサーなどに利用されている. 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報 Sponserd by