キョウ・しろい・あきらか・きよい

普及版 字通 の解説


18画

[字音] キョウ(ケウ)
[字訓] しろい・あきらか・きよい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(きよう)。は架屍を殴(う)って、その呪能を激する祭梟(さいきよう)(首祭)の俗を示す字。同じような呪儀を示す放の上に、頭顱(とうろ)(されこうべ)の形である白をそえる。そのにさらに白をそえて、その白さをいう。〔説文〕七下に「玉石の白なり」とするが、もと髑髏(どくろ)の白をいい、色の抜けるような白さをいう。〔左伝〕の盟誓の辞に「日の如きり」ということが多く、天日に誓っての意である。

[訓義]
1. しろい、あきらか、きよい。
2. 玉石の白さをいう。
3. 皎と通じ、月光のような白さをいう。

[古辞書の訓]
名義抄 アキラカナリ・アキラケシ・ヒカリ・ツキノヒカリ・ヤハラグ・サヤカナリ・テル・キヨシ・シロシ

[語系]
・皎kyは同声。縞kh・鶴hk、(皓)・huも同系の語で、みな皓白の義がある。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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