20世紀西洋人名事典 「キーストマス」の解説
キース トマス
Keith Thomas
1933.1.2 -
英国の近世史家。
オックスフォード大学副総長,コーパス・クリスティ学長。
大学卒業後、1971年に歴史学に文化人類学の成果を導入して、M.ヴェーバーの「魔術から解放」を検討した大著「宗教と魔術の衰退」を公刊、ウルフソン文学賞(歴史部門)を受賞。86年よりオックスフォード大学のコーパス・クリスティ・カレッジ学長。88年同大学副総長を務める。他の著書に「人間と自然界」(’83年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報