事典 日本の大学ブランド商品 「ギャバリッチ」の解説
ギャバリッチ
広島大学(広島県東広島市)の大学ブランド。
GABAを配合した酒。杉山政則教授と企業との連携で創出される植物乳酸菌等を活用した製品を開発するプロジェクト「ビオ・ユニブ広島」の開発商品。GABAは抑制性の神経伝達物質で、ストレスを軽減させる効果があると言われている。ギャバリッチはこのGABAを一杯(100ml)あたり50mg以上含有。疲労回復を助けるクエン酸も配合し、甘さひかえめで飲みやすい酒に仕上げられた。ギャバリッチ梅酒と黒果実のお酒の2種類がある。ギャバリッチ梅酒は、南高梅をじっくり漬け込んだ梅酒と、新製法で生まれた広島県産温州みかん由来のGABA高含有発酵果汁をブレンド。また黒果実のお酒は、数種類の黒い果実(ブラックベリー、黒カシス、巨峰)の果汁と、広島県産温州みかんを使ったGABA高含有発酵果汁をブレンドしている。小売希望価格は、ギャバリッチ梅酒720ml入り1000円、黒果実のお酒720ml入り1200円。中国醸造株式会社(廿日市市)取り扱い。なお、「ビオ・ユニブ広島」開発商品には、2006(平成18)年2月に国立大学法人広島大学を権利者として登録された商標「BioUniv.」(第4929150号)が入っている。また、「ギャバリッチ」は、2007(平成19)年1月に商標登録済(第5020365号)。権利者は、中国醸造株式会社。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報