クインケ管(読み)クインケかん(その他表記)Quincke tube

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クインケ管」の意味・わかりやすい解説

クインケ管
クインケかん
Quincke tube

音波干渉を実験する装置。 1866年にドイツ物理学者 G.H.クインケが考案した。音波の入口出口を2本のU字管I,IIでつなぎ,IIの長さは変えられるようにしておく。入口から音波を送ると,Iと IIに分れて進む。 IIの長さを調節してIと IIの長さが音の波長の整数倍になると,出口で音は強められ,半奇数倍になると弱められ,干渉の様子がわかる。

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