山川 世界史小辞典 改訂新版 「クヌート1世」の解説
クヌート1世(クヌートいっせい)
Canute/Cnut[英],Knud Ⅰ[デンマーク]
994頃~1035(在位イングランド王1016~35,デンマーク王1018~35)
デンマーク王スヴェンの息子。1013年および15年にイングランドに侵入,16年同王位につきデーン朝を開いた。兄王の死によりデンマーク王を継承。28年にはノルウェーとスウェーデンの一部をも征服,北海帝国を建設した。しかし死後まもなくその大国家は崩壊,イングランドのデーン朝も絶えた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報