クヌット

百科事典マイペディア 「クヌット」の意味・わかりやすい解説

クヌット[2世]【クヌット】

イングランド王(在位1016年―1035年)としてはクヌート(またはカヌート)1世,デンマーク王(在位1018年―1035年)としてはクヌット2世と呼ばれる。デンマーク王スベン1世の子。1016年イングランドを征服して王位につき,兄ハーラル2世の死によりデンマーク王を兼ねた。ノルウェースウェーデンの一部をも支配し〈北海帝国〉を建設大王と呼ばれたが,死後まもなく帝国瓦解
→関連項目デーン人デンマークノルウェー

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android