クノル(その他表記)Knorr, Ludwig

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クノル」の意味・わかりやすい解説

クノル
Knorr, Ludwig

[生]1859.12.2. ミュンヘン
[没]1921.6.5. イェナ
ドイツの有機化学者。イェナ大学教授 (1889) 。窒素を含む複素環式化合物研究を多く行い,なかでもアンチピリン発見 (83) ,ピロールの一般的合成法,キノリン誘導体およびピラゾールの合成法 (クノル合成 ) の発見 (84) ,アセト酢酸エステルにおけるケトエノール互変異性の研究および両形異性体の純粋分離 (1911) ,モルヒネの研究などが有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android