20世紀西洋人名事典 の解説
クラウス プリングスハイム
Klaus Pringsheim
1883.7.24 - 1972.12.7
ドイツの作曲家,音楽理論家,指揮者。
元・武蔵野音楽大学名誉教授。
フェルダフィング生まれ。
ミュンヘン大学で哲学と音楽を学ぶ。1906年ウィーン宮廷歌劇場でマーラーの副指揮者、’18〜31年ベルリンの大劇場音楽監督。’31年東京音楽学校の招きで来日し、作曲科教師・管弦楽合唱団指揮者となる。’37年タイに行き、タイ国美術省顧問。第二次大戦中米国に滞在。’51年武蔵野音楽大学作曲家主任として来日。’63年同名誉教授。著書「Vom modernen Wagnerproblem」(’14年)その他マーラーの回想等がある。作品「管弦楽の日本協奏曲」(’35年)、ラジオ用オペラ「山田長政」(’53年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報