クラマー効果(その他表記)Kramer effect

法則の辞典 「クラマー効果」の解説

クラマー効果【Kramer effect】

低温において金属表面から電子放出される現象.これは熱電子効果*よりもずっと低いエネルギーで起きる.酸素の存在下,機械加工などで新しくつくられた金属の表面から電子の放出がみられることを,1950年にクラマー(Kramer)が発見したためにこの名称が与えられた.金属の光電子熱電子放出仕事関数は通常2~2.5eV程度であるが,機械的処理によって1eVほどに低下するのが原因と考えられている.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

関連語 熱電子効果

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む