クリダンサス(読み)くりだんさす

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クリダンサス」の意味・わかりやすい解説

クリダンサス
くりだんさす
[学] Chlidanthus

ヒガンバナ科(APG分類:ヒガンバナ科)の春植え球根草。メキシコ、南アメリカに3、4種分布する。葉は長く、線状または帯状。春から初夏にかけて、漏斗(ろうと)状の黄色花を散形花序につける。鉢植え暖地の花壇植えによい。よく栽培されるフラグランス種C. fragrans Herb. はペルー原産。花茎は葉に先だって伸び、長さ約20センチメートル、続いて長さ約20センチメートルの葉を6枚ほどつける。6~7月に黄色で芳香のある花を2、3個つける。繁殖分球により、春、日当りのよい、有機物に富んだ砂質壌土に植える。

[平城好明 2019年1月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む