クルシェフスキ(読み)くるしぇふすき(その他表記)Николай Вячеславович Крушевский/Nikolay Vyacheslavovich Krushevskiy

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クルシェフスキ」の意味・わかりやすい解説

クルシェフスキ
くるしぇふすき
Николай Вячеславович Крушевский/Nikolay Vyacheslavovich Krushevskiy
(1851―1887)

ポーランド生まれのロシアの言語学者。ボードアン・ド・クルトネーのカザン大学時代の弟子で、のちにカザン大学の教授となった。比較言語学のみならず一般言語学にも強い関心を抱き、その学説に関しては、共時態と通時態の区別、言語の体系性・記号性の重視、音と音素の区別など、多くの点を師に負うている。師と並んでF・ド・ソシュールの先駆者と称されることもあるが、ことに「類似に基づく連合」と「隣接に基づく連合」の区別をいち早く明確にたてていたことは、師以上に高く評価されている。

[桑野 隆 2018年6月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む