クレメンセン還元(読み)クレメンセンカンゲン

化学辞典 第2版 「クレメンセン還元」の解説

クレメンセン還元
クレメンセンカンゲン
Clemmensen reduction

カルボニル化合物に亜鉛アマルガムと過剰の塩酸を加えて煮沸し,カルボニル基メチレン基還元する方法デンマークのE. Clemmensenによって発見された.

カルボニル化合物が塩酸に溶けない場合,トルエンその他溶媒を使う.脂肪族芳香族のケトン・アルデヒドに広く適用でき,収率は良好である.副反応として,還元的二量化反応,カルボニル基と共役した二重結合やハロゲンの還元などが起こる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む