20世紀西洋人名事典 「クレメンテレーボラ」の解説
クレメンテ レーボラ
Clemente Rebora
1885.1.6 - 1957.11.1
イタリアの詩人。
ミラノ生まれ。
ミラノ大学で文学と哲学を専攻し、卒業後は専門学校で教鞭を執る。その後「ボーチェ」誌に寄稿し、処女詩集「叙情的断片詩編」(1913年)を発表。’36年聖職者となり、30年間沈黙を続け、のちに自伝的詩「履歴書」(’56年)を発表し、チッタデルラ賞を受賞。その他の作品に「叙情的散文」(’17年)、「無名なる者の歌」(’22年)、「病める者の歌」(’57年)、などがあるほか、評論「知られざるレオパルディ」などもある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報