クレモナ派(読み)くれもなは

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クレモナ派」の意味・わかりやすい解説

クレモナ派
くれもなは

バイオリン属楽器製作の流れの一つ北イタリアクレモナは、16世紀なかばから、アマーティ兄弟によってその一大中心地となった。以後18世紀にかけて、世界的に有名なストラディバリグアルネリ一族などが現れ、クレモナ派とよばれた。彼らの製作になるバイオリンは最高級名器とされ、今日にまで影響を与えている。

[今谷和徳]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android