クロロフェニサイト

最新 地学事典 「クロロフェニサイト」の解説

クロロフェニサイト

chlorophoenicite

化学組成(Mn, Mg)3Zn2[AsO3(OH)](OH)8の鉱物。単斜晶系,空間群C2/m, 格子定数a2.298nm, b0.332, c0.732, β106°, 単位格子中2分子含む。b軸方向にのびた針状結晶で条線が発達。太陽光のもとでは明るい灰緑色,灯火のもとでは紫赤色,半透明,ガラス~真珠光沢。劈開{100}に明瞭。硬度3~3.5, 比重3.46。薄片ではほぼ無色,屈折率α1.682, β1.690, γ1.697, 2V(-)~83°, 光分散r>v強。米国ニュージャージー州のFranklinおよびSterling Hillの変成鉛・亜鉛・マンガン鉱床から,パイロクロアイト・珪亜鉛鉱・テフロ石・方解石などと産する希産鉱物。名称は,太陽光と灯火のもとで色が変化するので,ギリシア語の緑(khloros)と紫赤(phoenikos)の組合せ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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