現代外国人名録2016 「クロードガニオン」の解説
クロード ガニオン
Claude Gagnon
- 職業・肩書
- 映画監督,脚本家,映画プロデューサー
- 国籍
- カナダ
- 生年月日
- 1949年12月18日
- 出生地
- ケベック州セントヒヤシンス
- 学歴
- セミナール神学校中退
- 受賞
- 日本映画監督協会新人賞〔1978年〕「Keiko」,モントリオール世界映画祭グランプリ〔1987年〕「ケニー」,モントリオール世界映画祭最優秀監督賞・国際批評家連盟賞(第29回)〔2005年〕「KAMATAKI」,ベルリン国際映画祭特別表彰〔2006年〕「KAMATAKI」,モントリオール世界映画祭世界に開かれた視点賞(第36回)〔2012年〕「カラカラ」
- 経歴
- フランス系。1970年大阪万博の際、報道スチール・カメラマンとして来日し、そのまま定住。’73年日本人バレリーナのユリ・ヨシムラと結婚し、独立プロ“ヨシムラ・ガニオン・プロダクション”を設立。ドキュメンタリー手法を多用した“プライベート・フィルム”と呼ばれる映画を撮る。「日本音楽による映像のエッセイ」(’74年)、「芸人」(’76年)などを自主製作した後、京都のOLのライフスタイルをユニークな視点で把えた「Keiko」(’78年)を発表し、日本映画監督協会新人賞などを受賞。’79年家族とともにカナダに帰国。’87年重度心身障害児の姿を描いた「ケニー」でモントリオール世界映画祭グランプリを受賞。プロデューサーとしても活躍。他の監督作品に「セント・ヒヤシンス物語」(’82年)、「スロー・タイム」(’85年)、「ピアニスト」(’91年)、「リバイバル・ブルース」(2003年,全編日本で撮影)、「KAMATAKI」(2005年)、「アンを探して」(2009年)、「カラカラ」(2012年)、プロデュース作品に「栄光と狂気」(1995年)、「冬物語」(’98年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報