ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グアダルペ」の意味・わかりやすい解説 グアダルペGuadalupe スペイン南西部,エストレマドゥラ州,カセレス県の町。県都カセレスの東,グアダルペ山脈の南東斜面に位置する。山中にある 12世紀の修道院は,ムーア人の支配下に秘されていたマリア像が発見されたため,グアダルペの聖母として広く尊崇され,1337年カスティリアのアルフォンソ 11世が参詣してから,国民的な巡礼地となった。 1993年世界遺産の文化遺産に登録。人口 2507 (1991推計) 。 グアダルペGuadalupe メキシコ北東部,ヌエボレオン州中部の都市。州都モンテレイの東郊,標高約 200mの地にあり,サンタカタリナ川にのぞむ。おもにトウモロコシ,豆類を産する農業地帯の中心地で,周辺ではウシやヒツジの飼育も盛ん。モンテレイの発展に伴って近年急速に人口が増加した町で,交通の便もよい。人口 53万 4782 (1990推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by