20世紀西洋人名事典 「グイードゴッツァーノ」の解説
グイード ゴッツァーノ
Guido Gozzano
1883 - 1916
イタリアの詩人。
本名Guido Gustavo Gozzano。
大学在学中から詩作を始め、コラッツィーニと共に「黄昏派」を代表する詩人で、さめた夢、実らぬ愛、過去の追想、現実に対する風刺といった主題がつづられている「隠れ家への道」を、1907年に発表した。その後肺病の治療のかたわら、迫りくる死の不安を見つめた「対話」(’11年)、インド旅行の印象を綴った「世界の揺籃に向かって」(’17年)、童話集「最後の足跡」(’19年)などの作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報