20世紀西洋人名事典 「グスタフレオンハルト」の解説
グスタフ レオンハルト
Gustav Leonhardt
1928.5.30 -
オランダのハープシコード奏者,オルガン奏者,指揮者。
アムステルダム音楽学院教授,元・ハーバード大学客員教授。
ス・フラーフェラント(ハーグ生まれもある)生まれ。
スイスのバーゼルで学んだのち、1950年ウィーンにおいて「フーガの技法」をチェンバロで弾き、デビューを飾る。’52〜55年ウィーン音楽アカデミーでハープシコードの教授、’55年アムステルダムの音楽学院教授を歴任するかたわら、アムステルダム市のフランス改革派教会のオルガニストになるなど、独奏、室内楽で活躍。’58年レオンハルト合奏団を組織、指揮を務める。’67年「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」ではバッハ役を演じた。’69〜70年ハーバード大学に客員教授として招かれる。’77年初来日。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報