グラッシーカーボン

化学辞典 第2版 「グラッシーカーボン」の解説

グラッシーカーボン
グラッシーカーボン
glassy carbon

グラッシーカーボン(ガラス状炭素)は,フラン樹脂やフェノール樹脂などの熱硬化性樹脂を成形した後,焼成してつくられる.破断面がガラス状であることが,この名前の由来である.電気化学では電極として広く用いられている.グラッシーカーボン電極は,水素過電圧が水銀電極と白金電極の中間にあり,印加できる電位の範囲が広く,また,化学的にも純度が高く,安定で,かつガスを通さないという特徴をもっている.このため,研究用によく使用されるが,白金電極やピロリティックグラファイト(熱分解炭素)電極に比べて残余電流は大きい.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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