白金電極(読み)ハッキンデンキョク

化学辞典 第2版 「白金電極」の解説

白金電極
ハッキンデンキョク
platinum electrode

白金製の電極.白金は化学的に安定で,延性展性もあり,ガラスへの封入も容易なので,電極反応基礎研究に盛んに使われている.とくに白金電極表面に微粉状の白金黒を電着させた白金黒付きの電極は,いちじるしく水素過電圧が低く,標準水素電極になっている.[別用語参照]水素電極

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「白金電極」の解説

白金電極

 白金を材料にして作った電極で,白金が化学的に安定なため,電極表面や周辺で起こる化学的変化に侵されにくい長所がある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android