デジタル大辞泉 「グラヌム」の意味・読み・例文・類語 グラヌム(Glanum) フランス南部、プロバンス地方、ブーシュ‐デュ‐ローヌ県の町サンレミ‐ド‐プロバンスにある、古代ローマ時代の都市遺跡。凱旋門や霊廟れいびょうをはじめ、紀元前6世紀から3世紀頃までに築かれたさまざまな建造物が残っている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グラヌム」の意味・わかりやすい解説 グラヌムGlanum フランス南部のサンレミドプロバンス南方に位置する古代ローマの都市。初めはリグリア人の聖所があったが,前2世紀に多数のマッシリア (マルセイユ) 人が植民し,G.マリウスのときにローマ化が始った。ローマの内乱時代に被害を受けたが,その後再建され,住民にはラテン市民権が与えられ,宏壮な建造物が造られた。 270年頃蛮族により破壊され,放棄された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by